栃木県にある鉄骨加工工場にて原寸検査を行いました。
以前は、床に鉄骨の平面寸法や高さ寸法を実物大で書き、
その原寸図が設計図と相違がないかを確認していたのですが、
現在では、コンピューターの普及によりCADで原寸図が作成できるため、
床に原寸図を書くことはあまりないとか・・・
今回も画面を見ながら、寸法や部材の取合いなどを確認していきました。
納まりが違うところはCADで修正しながら、全員で確認していきます。
製作図の確認が終わると、テープ合わせです。
現場で使用する鋼製巻尺と鉄骨工場で使用する鋼製巻尺を合わせて
メジャーに誤差がないかを確認します。
その後は、工場内をぐるっと。
別の現場で使用する部材などがずらりと並んでいます。
現地では組み立てるだけなので、この工場で製作図をもとに部材が造られていきます。
加工精度が求められる作業、本当に頭が下がる思いです。